銀行に借りたまま引っ越せる?

こちらも結論から書いてしまえば、「引っ越せます」。ただし、銀行には引越しを告知したほうが良いでしょう。

銀行から住宅ローンを借りると、年二回残債通知が来るはずです。これは本人の住所確認を兼ねていると私は思っています。住宅ローンは借りた人がその場所に住むためのローンですので、厳密に言えば済まなくなったら一括返済を求めることも可能です。ですが、転勤や介護などのやむを得ない状況で一括返済を銀行が迫ってくることはほぼありません。ですから、あらかじめ相談しておきましょう。

引っ越して空き家になった家は賃貸に出せる?

もちろん賃貸に出すことができます。住む人がいてもいなくても賃料収入が入ってくる代わりに自分で貸すより安くなるサブリース・期限を定めて賃貸に出す定期借家・期限を定めない普通借家、すべてOKです。ただし、引っ越し先でまた買いたいという場合は注意ください。賃貸に出している家の賃貸収入で既存の住宅ローンをまかなえる状態であっても、銀行は与信能力を今持っている物件の残債を合算して計算するからです。

この場合、フラット35を使いましょう。フラット35は今借りている銀行住宅ローンを考慮せずに審査してくれるからです。

つまり、銀行住宅ローン→フラット35の順で借りると都合2回借りれることになりますね。ちなみに逆順はNGです。銀行はフラット35の残債を考慮するからです。

ただし悪用厳禁!!

先ほどの順番なら2回借りられるという話、例えば新築で購入しほぼ住まないで別物件に引っ越すなど露骨にこれを行うと、最初から投資目的ではないかと銀行に疑われてしまいます。そのため、万が一の可能性を踏まえて、最初は銀行で借りておくのがベターではないか?くらいに考えてください。